新規見込客をセミナー集客する広告宣伝策を考え尽くそう!
新規見込客を発掘するために経営セミナーを開催するのであれば、セミナー集客のための広告宣伝策はありとあらゆる策を考え尽くさねばなりません。既存顧客のアップセルや過去利用先の掘り起こしを目的に経営セミナーを開催するのとは違います。
そのためには、まずは経営者をセミナー集客するためにどんな広告宣伝・販売促進手段があるのかを知る必要があります。そこで本コラムでは、新規見込客をセミナー集客する手段をご紹介します。
1)自社保有リスト(名刺交換先などの活用)
セミナー集客のために最初に活用するべき手段が、ハウスリスト(自社保有リスト)へのアプローチです。
「そんなリスト、持っていない」とお考えになる方も多いかもしれませんが、どの会社にも必ず存在するハウスリストがあります。それは、経営者・役員・営業メンバーが持っている「名刺」です。
その名刺のほとんどは、取引がない会社、いわゆる新規先ではないでしょうか? しかも、少なくとも1度は面識のある新規先です。まずは、この名刺交換先こそ、真っ先にセミナー集客に活用するべきリストなのです。
そのため、名刺交換先すべてに対して一斉送信でメールを送っても良いと思いますが、より高い効果を狙うのであれば、ExcelやMA(マーケティングオートメーション)ツールを使って、業種や役職、名刺交換した担当者名などを管理し、例えば、経営者だけに限定して、各担当者の名前で、経営セミナーの告知がメールでできるような仕組みづくりを検討してみてください。
2)セミナーポータルサイトへの登録&広告出稿
経営セミナーや各種イベントを無料で掲載して、セミナー集客ができるセミナーポータルサイトに掲載することや、そのサイト上での広告プランを使うことも、セミナー集客施策として有効です。
以下では、私たちもセミナー集客に使っている、代表的なセミナーポータルサイトをご紹介します。
上記サイトへのセミナー掲載は、基本的に無料(一部、有料セミナーは手数料が掛かる場合あり)となっていますので、セミナー開催が決まったらまずはすべてのサイトに掲載してみることをお奨めします。
開催を重ねていく中で、相性が良いもの悪いものが分かってくると思います。その後は相性が良いものに絞るとともに、有料の広告プランの利用を検討し、セミナー集客を強化してみましょう。
3)郵送DM
郵送DMによるセミナー集客は、しっかりと作り込めばターゲットとなる方の手元にまで届き、目に触れる可能性が高いものとなります。
特に経営者をセミナー集客したい場合は、宛先に経営者の氏名を書いたり、手書きにするなどの工夫によって、手元に届く可能性が飛躍的に上がります。
また、DMのデザインもシンプルな自社ロゴ入りの白封筒ではなく、招待状風のデザインにしたり、「先着○○名様限定」などのコピーを入れるなどの工夫を行うことで開封率・コンバージョン率が上がり、セミナー集客に繋がりやすくなります。
4)FAXDM
IT化などが進み、一時期はFAXによるセミナー集客は減少しましたが、最近は見直され、利用する会社も増えています。
郵送DMに比べると、コストを安く押さえることができるため、より多くの対象者に告知ができるとともに、確実に目に触れる販促手段であることが魅力です。
FAXの送信にあたっては、1件1件、自社のFAXからFAX番号を打ち込んで送信していては時間とお金が掛かってしまいます。FAX一斉送信サービスを提供している会社を活用することをお奨めします。
FAX一斉送信サービスでは、その会社が保有するリストに対して、年商や業種、従業員数、地域などをセグメントして配信することができますので、セミナー集客したいターゲットに合わせて、配信先を決めることができます。
また、1000先や2000先だけに配信することも可能なため、実施にあたっては、いきなり予算を全て使って大量に送るのではなく、テストマーケティングで配信を行い、期待通りのセミナー集客ができた場合に大きく予算を使うことが有効です。
5)Facebookイベントページ&広告出稿
Facebookでイベントページを作成することも有効なセミナー集客手段となります。
企業または、個人のアカウントでイベントページを作成し、Facebookの友達の中で自社のセミナーに参加してくれそうな方、興味がありそうな方を招待することでセミナーへの集客をすることができます。
また、有料の広告プランを使用することによって、役職や地域、興味事項などに合わせたターゲットに対してアプローチができ、経営者のセミナー集客に非常に有効な施策となります。
6)リスティング広告
GoogleやYahooが提供するリスティング広告も、セミナー集客施策として有効な手段です。経営セミナーに参加して欲しいターゲットが、どのようなキーワードでネット検索を行うのかを想定して、広告を出稿していきます。
ある程度予算があるのであれば、外部のリスティング広告運用代行会社を使うことも検討することで、より効果的なプロモーションが可能になります。
7)メールマガジン広告
各種メディアが発行している、メールマガジンに広告出稿することもセミナー集客に有効な手段となります。
自社セミナーに集客したいターゲットと会員企業層が一致しているメールマガジン媒体を探して問い合わせ・見積もりを取ってみてください。
経営者をセミナー集客できる代表的な媒体として、
- ビズオーシャン
- がんばれ!社長
などを挙げることができます。
なお、本コラムを執筆している私たちも40,000人の経営者向けにメールマガジン(WizBizメールマガジン)を発行しており、広告を出稿することができます。
経営者のセミナー集客をお考えでしたら、こちらをご参照ください。
8)セミナー集客代行サービス
セミナー集客を外部企業に委託・外注する方法もあります。
営業代行会社やウェブメディアなどが展開しているサービスで、「セミナー集客代行」などで検索すると、いろいろと出てくると思います。
会社によって料金体系は異なり、大きくは、下記4つに分類されます。
1)固定料金が掛かるところ
2)成功報酬制だが、事前に◯名分の成功報酬を支払う必要があるところ
3)申込実績に応じた成功報酬を都度支払うところ
4)参加実績に応じた成功報酬を都度支払うところ
極力、セミナー集客に掛かるコストを押さえたいのであれば、3)あるいは4)を選択するべきですし、セミナーは一定数キャンセルがあるものですから、4)を提供する会社があれば、そのセミナー集客代行会社の利用をお奨めします。
なお、私たちWizBizもセミナー集客代行サービスを提供している会社です。
料金体系も、4)の参加実績に応じた成功報酬のみを都度頂戴しているタイプですので、ご興味あればぜひご活用ください。詳細は、こちらをご参照ください。