セミナー集客のためにチラシを作成していますか?
経営者をセミナー集客するために、A4で1枚もののチラシをお作りになっていますか?
「ネットやSNSを中心にセミナー集客しているので、チラシは使わない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、本気で経営者をセミナー集客したいということであれば、チラシは絶対に用意しましょう!
集客用のチラシが1枚あれば、あなたの会社の営業マンが取引先の経営者と出会うたびに、セミナー集客の呼びかけがしやすくなります。あるいは、毎月送る請求書にチラシを同封することで、セミナー集客ができるかもしれません。さらに、応接室に常にチラシを置いておけば、来客があったときに、ご案内がスムーズにでき、セミナー集客につながるかもしれません。
ぜひ、経営者のセミナー集客を強化するために活用なさってみてください。
セミナー集客用のチラシに必ず書くべき6つの要素
セミナー集客用のチラシは、A4サイズの限られたスペースしか無く、この中で経営者に情報が届くように書き込まねばなりません。
そのため取捨選択が大事なわけですが、絶対に欠かせない要素が以下6つです。
1)セミナータイトル&キャッチコピー
2)セミナーで解決できること・得られること
3)講師紹介・プロフィール
4)過去参加者の声
5)開催日時・会場・参加費
6)申込みフォーム(申込み欄)
それぞれどういう点に留意することで経営者のセミナー集客に繋がるのか、以下ご紹介します。
1)タイトル&キャッチコピー
経営者がチラシを手にして、それが自分に価値あるセミナーかどうかを判断するのに要する時間はわずか3秒です。そのわずかな間に「これは参加する価値があるセミナーだ!」と経営者に感じさせねばなりません。
そのためには、一番目立つ場所(通常は一番上)に書くセミナータイトルやキャッチコピーが最も重要となります。
では、どのようなセミナータイトルやキャッチコピーにすべきなのでしょうか?その原則は、
セミナーで得られる効果やメリットが、具体的かつ端的に伝わること
です。
「3秒間」で伝えなければいけませんから、ダラダラと長い文章ではいけません。一方で、曖昧なボヤッとした表現では何も伝わりません。大切なことは、具体的な文章であり、完結な文章であることです。
そのために欠かせないのが「数字」です。例えばこんな感じです。
↓
「売上120%アップ、利益10倍にするためのビジネスモデル変革講座」
「売上30億円を超える!成長シナリオ」
「粗利益50%以上!個人でも始められる輸入ビジネス成功の秘訣」
数字の部分を取り除いた文章と見比べてみると、どちらのほうがセミナー集客できそうか、一目瞭然ではありませんか?
2)セミナーで解決できること・得られること
次に、その経営セミナーに参加することでどんな経営課題を解決できるのか、ということが必要です。
セミナーへの参加を決定する前に、多くの経営者は、
「このセミナーは本当に私の役に立つのだろうか?時間のムダにならないか?」
という不安を抱き、躊躇をします。毎日が忙しい経営者が、他の業務よりもあなたのセミナーを優先するためには、この不安を払拭する情報が必要です。
具体的に、どんな経営課題や悩みが解決できる経営セミナーなのかを明示するとともに、それを補うために、後でも紹介する「参加者の声」を使って、上手に伝わるように掲載するのが効果的です。
3)講師紹介・プロフィール
そして、講師の紹介(プロフィール)です。この部分は、その経営セミナーについて語るだけの資格が持つ人物であることを伝えねばなりません。
間違ってはいけないのは、決して、《有名》である必要はありません。そうではなく、セミナーテーマに沿った実績・経験・見識を備えており、評価をされている講師であることをプロフィール上で伝えるのが大事なのです。よって、単に、年齢や出身地、学歴、職歴を書いているだけでは意味がありませんので注意しましょう。
また、本を出版なさっているのであれば、その分野の専門家であることを示す絶好のツールとなりますので、必ず掲載するべきです。また、テレビや雑誌、新聞などに取り上げられた場合もきちんと記載しましょう。
そして、プロフィール写真も忘れてはいけません。人は、イメージで判断するところが少なからずありますので、どういう雰囲気の講師なのかを伝える上では、顔写真は必須ですし、何度もセミナーをなさる方は、そのために費用を掛けて撮影することもお奨めします。
4)過去の参加者の声
そして、「参加者の声」によって、経営セミナーに対する不安感を払拭します。
もし了承が取れるのであれば、実名を入れたり、あるいは、業種や役職などの情報だけでも掲載することで、その声の信憑性がより高まるので効果的です。
また、そのためには、積極的に「参加者の声」が集められるよう、アンケートに盛り込むなども検討してみてください。
5)開催日時・会場・参加費
これはご説明するまでもありませんが、基本情報ですので抜け漏れていては話になりません。
・大きく
・分かりやすく
・目立つ
を心がけてください。
キャッチコピーの次に目に入り、探す必要がないことが理想です。
6)申込みフォーム(申込み欄)
募集チラシ最後にして最大のハードルが「申込フォーム(申込み欄)」です。
セミナーへの申込みを意思決定いただけたとしても、経営者に限らず、人間は面倒なことが嫌いです。もし申込み欄に記載しなければならない情報が多ければ、「書くのが面倒だから後にしよう!」 といって、結局、そのまま申込みをしない方も大勢います。
少しでも経営セミナーへの申込率を上げるためにも、募集チラシの申込フォームは必要最低限にしましょう。ちなみに私たちは、下記の3つが最低限必要と考えております。
・名前
・会社名
・メールアドレス(あるいは電話番号。連絡が取れる手段を1つだけ取得)
以上、ここまで6つの要素についてご紹介しました。ご参考になりましたか?
ぜひ、経営者をセミナー集客するために、チラシの作成・活用に着手なさってみてください♪