経営者向けセミナーの最適な集客人数とは?

経営者向けセミナーの最適な集客人数とは?

経営セミナーに適切な集客人数は、ずばり10名!

経営者をセミナー集客している皆様にとって、1回の経営セミナーに何名くらいの経営者を集客すれば良いかは、企画段階で考える重要な事項のひとつです。会場確保の事を考えても、セミナー集客の人数は最初に決めなくてはいけません。

さて、何名くらいの経営者をセミナー集客するのが良いのでしょうか?

この答えは、何のために経営セミナーを開催するのか、という原点(目的)に立ち返って考えましょう。

経営セミナーを開催する目的は、あなたのコンサルティングサービスや研修、講座、商品、サービスなどのバックエンド商材の購入見込み先を開拓すること、にあります。

よって、最も効率的にあなたの商品サービスを販売することができる経営セミナーの集客人数は何名なのか、という視点で考えれば良いのです。

そして、その答えは!

なんと、1回の経営セミナーに対して10名が目安、なのです。

『セミナー集客は多ければ多いほどよい』は誤りです!

セミナー集客できた経営者のうち、どれくらいの人数の経営者がバックエンド商材を購入・契約したのかを表す指標として「クロージング率」があります。(コンバージョン率という場合もあります)

このクロージング率は、経営セミナーの集客人数によって変動することをご存知ですか?

例えば、参加者が8名の経営セミナーを開催し、2名がバックエンド商材を購入したとします。クロージング率は25%です。一方で、同じ講師が同じ経営セミナーを20名の参加者に向けて開催した場合、クロージング率は25%で5名から受注とはならずに、1,2名からしか購入をいただけずに、クロージング率が5%とか10%に落ちたりするのです。

一般的に、セミナー集客した経営者の人数が増えれば増えるほど、それと反比例してクロージング率は徐々に落ちていきます。実際に、私たちも毎年500回もの経営セミナーを開催していますが、この傾向は顕著に現れます。

つまり、闇雲に経営者をたくさんセミナー集客すれば良い、という訳ではないのです。では、なぜセミナー集客の人数が増えるとクロージング率が下がるのでしょうか?

なぜセミナー集客の人数が多いとクロージング率が下がるのか?

多くの経営者にバックエンド商材を購入してもらうために、できるだけ多くの経営者をセミナー集客しよう!というのは、ある意味、当たり前の発想かもしれません。

しかし、前項で述べたように、集客人数が多い経営セミナーはクロージング率が落ちるため、たくさんのセミナー集客をすることで、かえってクロージング件数が減ってしまい、売上が下がる可能性もあります。

その理由は、非常に単純です。

たくさんの参加者がいるセミナーの場合、1名1名の参加者に掛けられる時間が限られてしまい、講師と参加者との間の信頼感が薄くなるのです。

講師と参加する経営者は、多くの場合は、セミナーの場が初対面です。そのため、その場でバックエンド商材購入の意思決定や前向きな検討をしてもらうためには、セミナーの限られた時間の中で信頼関係を構築せねばなりません。そう考えた場合、経営セミナーでは、1名1名の参加者の顔を見て話をすること、さらに、1名1名の参加者に講師から問いかけをしたり、あるいは質問をしてもらったりするなどのコミュニケーションを交わすことが大変重要です。

しかし、経営セミナーに参加する経営者の人数が20名や30名と増えていけばいくほど、参加者全員とそのようなことを行うことは徐々に難しくなります。一方で、10名くらいまでの参加人数であれば、それが可能です。10名までなら、1名1名の参加者と向き合いながら、あたかも1名1名と会話をしているような雰囲気でセミナーを行うことができます。

この違いが、クロージング率に現れるのです。

経営セミナーの最大集客数は10名に設定しよう!

ここまでご説明してきたように、特にバックエンド商材の提案を目的とした経営セミナーの場合は、「経営者10名限定」などの打ち出しにしましょう。

では、もし仮に皆様に集客力があり、経営者を30名、セミナー集客が可能な場合はどうすればよいでしょうか?

その場合は、迷うことなく、経営者10名限定のセミナーを3回設定しましょう!もちろん、3回の経営セミナーを開催するわけですから、手間暇も、コストも掛かります。しかし結果として、最終的なクロージング件数は最大値にできるのです。

余談ですが、バックエンド商材の提案を目的にしないセミナーはこの限りではありません。例えば私たちも、著名な講師の方をお招きした大型セミナーや講演会を開催しています。この場合は、大きな会場を借りて、200名、500名、800名という経営者にお越しいただきました。

こういったセミナーは、広く自社のことを知っていただくなどの目的で行っており、バックエンド商材を販売する位置づけではないのです。そのため、目的によってセミナー集客の人数は変わる、ということも覚えておきましょう。

ぜひ、多くのバックエンド商材を販売するために、経営セミナーを成功させてください!

経営者のセミナー集客を成功報酬だけでお手伝いします!

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