タイトルひとつでセミナー集客が大きく変わる!
経営セミナーを開催するにあたって、セミナータイトルは入念に検討してお決めになっていますか?
もしも、あまり深く考えずにタイトルを決めてしまっているという方は、いまお決めになったタイトルをもう1回、見直しするべきです。
まったく同じ内容の経営セミナーでも、タイトルによってセミナー集客に5倍以上の差が出てしまうことがあるのです。タイトルを決めた時点でセミナー集客の成否が決定している、といっても過言ではありません。
そこで、セミナータイトルの決める際のポイントをご紹介します。
タイトルは、最低10候補、できれば20候補を出そう!
皆様は、セミナータイトルを決めるとき、いくつの候補を出していますか?
もしも、著名なコピーライターであれば別ですが、そうでない私たちがキャッチコピーとも言えるセミナータイトルを考えるわけですから、数が勝負です。
セミナー内容をさまざまな角度から検証し、全く違った切り口で最低でも10タイトル、できれば20タイトルの候補を出して、その中からさらに絞り込んで決めることをお奨めします。
複数のセミナータイトルが出てきたら、以下で説明する3つのチェックポイントを使って、経営者に響くベストなタイトルを選んで、セミナー集客をスタートしましょう。
ポイント1)「得られるメリット」が具体的に伝わるか?
タイトルを読んで、《セミナーに参加することで得られるメリット・価値》が具体的に伝わってきますか?
経営者がセミナーへの参加を決めるのは、当然、自分が欲しい情報が得られるセミナーであるかどうか、です。そして、そのことを、最初に目に留まるセミナータイトルを見て判断します。
そのため、タイトルに必要なことは、
「このセミナーによって、自分が困っている◯◯の解決策を得られそうだ!」
ということが盛り込まれていることです。
例えば、以下は実際に私たちが集客をしているセミナータイトルなのですが、その要素が伝わってくることを感じませんか?
↓
・朝礼や会議が変わる!社員をやる気にさせる《社長の話し方》セミナー
・5年で売上50億超え!の会社をつくる成長戦略セミナー
・債務超過でも融資は可能!資金調達に成功する銀行との付き合い方!
・社長が頼れる『右腕』をつくるための経営幹部育成術!
実際、このタイトルで開催したセミナー集客は、他のセミナーに比べても順調に経営者が集客できました。
ただし誤ってはいけないのは、得られるメリットをいくつも書いたり、タイトルで長々と説明をしてしまうとメリットが伝わりにくくなり、セミナー集客に繋がりません。
そのため、一番主張したいメリットだけを分かりやすく説明することを心がけましょう。
ポイント2)「数値」が入っているか?
タイトルには「数値」が入っていますか?
タイトルに数値が入っていることによって、セミナー内容や効果・メリットを具体的にイメージすることができ、セミナー集客にも大きく寄与します。
数値の入れ方としては、例えば、以下のような入れ方があります。
・商品・サービスの実績を入れる
「○○を使って売上3倍にした方法」
「○○を20%コストダウンできる!」
「継続率99.5%の○○」
・セミナー内容で話すノウハウの数
「○○で失敗しないための3つの方法」
「成長し続けるための7つの秘訣」
・年数をいれる
「100年続く○○」
「○○のために2020年までにすべきこと」
上記のパターンを組み合わせて、数字を複数含めても良いでしょう。
ただ、数字を入れ過ぎてしまうと内容がスッと頭に入ってこなくなってしまい、セミナー集客につながりませんので、入れすぎには気をつけましょう。
ポイント3)端的で、完結な文言になっているか?
タイトルは、端的で、完結な文言になっていますか?
セミナー参加を検討している方は残念ながら、タイトルを熟読するわけではありません。タイトルを見たときにスッと頭の中に入ってくる文言になっていないと、セミナー集客に繋がりません。
頭の中にスッと入ってこない文章の一例として、
・ムダに長いタイトルになっている
・同じ意味の文言を繰り返し使い、くどい文章になっている
・普段使わない単語が入っており、理解するのにわずかに時間がかかる
といったことが上げられます。
特に失敗事例として、専門用語をタイトルに入れてしまい、一般の方には分かりにくくなる場合です。専門知識がある人を呼びたい場合は敢えてそういう手法がありますが、そうでない場合は逆効果で、セミナー集客できません。
意外と無意識のうちに、専門用語を使ってしまっている場合がありますので注意しましょう。
それでもセミナー集客がうまくいかない場合は?
上記の3つのチェックポイントでタイトルを決めても、
・セミナー集客が上手くいかない
・始めはセミナー集客できたが、何回か開催したら集客が悪くなってしまった
・セミナー集客はできるが、肝心の経営者が集客できない
ということもあります。その場合は、上記のチェックポイントを使って、これまでとは全く違うセミナータイトルをもう1回、考えてみましょう。
同じタイトルにこだわり過ぎず、反響が悪い場合はセミナータイトルを素早く刷新していくことが、セミナー集客を成功させる上で重要なポイントです。
皆様、是非、経営者の方を数多く経営セミナーに集客できるように一緒に頑張って参りましょう♪