セミナー集客におけるターゲットとは?
経営セミナーを企画して経営者をセミナー集客している皆さま!「ターゲット選定」はしっかり行えていますか?
このようなご質問をすると、「ターゲットは、中小企業の経営者です」とお答えになる方が一定数いらっしゃると思います。しかし、それではダメなのです!
もっと具体的にターゲットをイメージせねば、セミナー集客がうまくいきません。
セミナー集客におけるターゲットとは、皆さまの顧客やファンになる方です。
皆さまのファンになるお客様はどんな経営者なのかを見つけ出すことが、ターゲットを知る一番簡単な方法です。具体的に、以下に解説いたします。
ターゲットを鮮明化することがセミナー集客成功のカギ!
セミナー集客のターゲットを考える際には、具体的に、そして鮮明にイメージする必要があります。では、どのようにすればよいのでしょうか?
迷った場合は、次のようなことを想像してみてください。
・皆さまの商品を購入する人は、どんな会社の経営者か?
・何歳くらいの経営者か?
・創業者か? 後継経営者か?
・男性経営者か? 女性経営者か?
・どのくらいの規模の会社の経営者か?
・成長している会社の経営者か? 伸び悩んでいる会社の経営者か?
・契約した瞬間、その経営者はどんな心持ちになるのか?
・契約したことで、経営者の悩みの何が解決するのか?
・皆さまの商品を購入した時、経営者はどんなことを話されるか?
・リピーターになっている経営者は、どんな方か?
上記のようなことをイメージしていくことで、皆さまの商品のターゲットが明確になり、その結果、セミナー集客するべきターゲットも鮮明になります。
売りたい商品を買いそうな経営者、もしくは買って何かを解決したい経営者をイメージし、その人の心持ちを想像することが、ターゲットイメージを鮮明化させることなのです。この鮮明化したターゲットを掴めるかどうかが、セミナー集客に大きく作用いたします。
では、実際にターゲットをイメージしてみましょう。
例えば、こんな感じです。
・創業10年程度で、短期間に売上を順調に伸ばしてきたが、
年商5億、あるいは10億円の壁を超えられず、成長が足踏みしており、
その状況を何とかして2,3年以内に突破したいと考えている経営者。
・人を採用しても、次々と辞めていき、常に採用と教育を続けねばならず、
しかし、その根本の原因が分からずに困っている経営者。
・先代からバトンタッチしたばかりの後継者で、
新しい取り組みをやっていきたい気持ちはあるが、
具体的に何をどう取り組めば分からず、方向性を見いだせずにいる経営者
このように、かなり細かくイメージを設定することが「ターゲットの鮮明化」です。世間でいう「ペルソナ」ですね♪このくらい明確にしなければ、経営者のセミナー集客はうまくいきません!皆さまもすぐに実践してみてください。
ターゲットとなる経営者の「居場所」を探す!
では、皆さまの経営セミナーのターゲットとなる経営者は、実際には、どこからやってくるのでしょうか?
これは、マーケットを探すという作業です。
例えば皆さまが、人材採用のヒントを提供する経営セミナーを開催するとします。そうした場合、参加したい経営者はどこにいるのでしょうか?
まず、ターゲットとして次のようなことが挙げられます。
・新卒採用を行いたいが採用できない会社の経営者
・離職が絶えない会社の経営者
・採用応募が少ないことに悩む経営者
では、上記のようなターゲットはどこにいるでしょうか?
例えば、すぐに思い浮かぶのは、
・求人媒体に頻繁に広告掲載している会社
・自社のホームページに、しっかりした求人用ページを作成している会社
です。だとすれば、あらゆる求人媒体やホームページをチェックして、それらの会社をリストアップすることが真っ先にやるべきことになります。
このようにして、鮮明化したターゲットがどこにいるのかを徹底的に考えましょう。
ターゲットとなる経営者に響くキーワードを考え抜く!
そして最後に大切なのが、そのターゲットに対して、どのようなキーワード、キャッチコピー、宣伝文句で、皆さまのセミナーをお知らせしてセミナー集客を図るのか、ということです。
当然、「響く」キーワードを選ばなければなりません。
ここでも大事になるのが、やはり「ターゲット」です。
もう一度、皆さまが選定したターゲットを思い起こし、その経営者にどのような言葉を投げかければ振り向いてもらえるのか、ということを徹底的に考え抜くのです。1つや2つでは足りません。10個、20個とあらゆる切り口のキーワード、キャッチコピーを考えてください。
このことを繰り返すことで、必ず「響く」キーワードが見つかります。
ここまでお話しした、
(1)ターゲットイメージを鮮明化する
(2)そのターゲットがいそうなマーケットを探す
(3)マーケットに対して、ターゲットが響く言葉を選び、販促を仕掛ける
の3ステップを踏み、皆さまのセミナー集客を成功させましょう!