セミナー集客期間は、最低〇〇日前から!
経営者をセミナー集客している皆様、経営セミナーの集客期間はどのくらいの期間を設けていますか?
開催まで2、3週間くらいしかない状態でセミナー集客をスタートした結果、1社も集まらずに中止した、という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
セミナー集客のための充分な告知期間が無ければ、そのような結果に陥り、それまでに行ったセミナー企画や会場手配、集客活動などの全ての努力がムダになります。そうならないように、適切な集客期間を取らねばなりません。
では、適切なセミナー集客期間とは、どれくらいの期間なのでしょうか?
私たちは毎年、経営セミナーを500本以上開催し、年間で5,000名の経営者をセミナー集客しています。その私たちがルールとして決めている集客期間は、《40日間》です。社内でも「40日前ルール」とも呼んで徹底するとともに、私たちがセミナー集客を代行しているセミナー主催者の皆様にも徹底をお願いしています。
そして、この40日間の集客期間を取ることを前提に、そこから逆算して、セミナーの企画・準備を行うことになります。そのため、2ヶ月くらい前から経営セミナーの準備が始まるのです。
なぜ、経営者を集客数ために、40日前からセミナー集客を始める必要があるのか、その3つの理由をご紹介します。
理由1)1ヶ月先の予定が埋まっている経営者をセミナー集客するため
経営者をセミナー集客したい場合、当然、セミナーを告知したときに、その日の予定が埋まっていては、どんなに良い経営セミナーでも申込みはしていただけません。そのため、セミナー集客したいターゲットの予定が埋まり始める前に、最初の告知をしておくことがポイントになります。
そして、経営者のスケジュール感覚をもとに分類すると、
1)1ヶ月先まで予定が埋まっている経営者
2)臨機応変に対応できるよう、敢えて直前まで予定を埋めない経営者
3)いずれにも該当しない経営者
の3つに分かれます。
こう考えたとき、1)の「1ヶ月先まで予定が埋まっている経営者」を集客するためには、その少し前からセミナー集客を始めなければ、申込みをいただく可能性が低くなってしまいます。だから、最低でも40日前には初回の告知をするべきなのです。
せっかく集客したい経営者が皆様のセミナーに目を留めてくださったとしても、セミナー告知が直前だったために参加できないのでは、大きな機会損失です。
そのようなことを防ぐためにも、ぜひ40日間の募集期間を設けましょう。
理由2)セミナー集客の失敗を取り戻す時間を確保するため
セミナー集客をスタートさせて、何の問題もなく、予定どおり人数が集まれば問題ないのですが、多くの場合は、集客に苦戦するものです。
集客期間が充分に取られていれば、集客手法や販促内容、打ち出し、キャッチコピーなどの見直しをする時間が取れるのですが、そうでない場合にはその余裕がなく、新たな手が打てずに、結局、セミナー集客に失敗する、ということになりかねません。
セミナー集客は最初からうまく行くはずがないのです。失敗する、という前提で、2回3回と繰り返し見直しをするための期間が必要で、そのために集客活動を40日前からスタートする必要があるのです。
理由3)2ヶ月以上も前だと申込がしにくいため
それでは、集客期間は長ければ長いほど良いのかというと、そうではありません。
逆に、2ヶ月も3ヶ月も前から告知をすると、そんな先の予定はまだ定まっていない経営者がほとんどのため、却って申込をしにくい、あるいは「とりあえず申込みだけ、しておこう」という軽いレベルの申込が増えてしまい、後からキャンセルする経営者が増えるという問題が発生します。
そのような観点から、40日、長くても60日までとすることをお奨めします。
ただし、100人を超えるような大型のセミナー集客をお考えの場合は、少しこのルールから外れて、60日〜75日程度の集客期間は確保したほうが良いと思います。
以上、経営者をセミナー集客する場合の理想的な集客期間について、ご紹介して参りました。ぜひご参考にしていただき、充分な集客期間を設けることで、多くの経営者をセミナー集客できるように取り組んでみてください。